Salon おかえり の日記
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これでも・・
2021.05.08
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今日のアメブロから。。。
彼女は、看護師で30代、ホスピス勤務のシングルマザー。
現在、大腸がんの末期で数か月前には勤務も限界を迎え退職。
幼い子供2人にも、自分の先がもうないこともしっかり伝えて
最後まで自分の生きた姿を見せようと頑張っています。
社会人になって、自分の家族とも疎遠になっており
病気のことも最近まで隠していました。
でも、もう先がないと覚悟をもって両親や兄に伝え、再会の約束をしていました。
ところが。
今日の日記に、
「私は関西、兄は関東。
はなれていたので会うこともなく数年がたってしまいました。
良くも悪くもお互いに興味がなく…生きてさえいればって思っていました。
このご時世、会社で感染者が出てしまって兄はコロナ感染してしまいました。
30代だし、基礎疾患もないから大丈夫だと勝手に思っていましたが…
見る見るうちに悪化して重症化してしまいました。
病院で適切な治療を受けていましたが、旅立ってしまいました。
医療従事者のみなさんには本当に頑張って頂きました。感謝しかないです。
本当にコロナが憎いです!!
感染対策もきちんとしていても防ぐことはできない。
今まで当たり前に看病や看取りが出来ていたのに、コロナは出来ないです。
大切な人の最期の瞬間に立ち会えない。
全国的に同じ思いをしている人達がいっぱいいるんだろうなって思います。
今のコロナは年齢・基礎疾患など関係なく大切な人の命を奪います!!
自粛は大切。
コロナ慣れなんて、大切な家族や友達が亡くなっても言えますか??」
と、書いています。
何度となく、メールでやり取りしている彼女に今、かける言葉が見つかりません。
今できることは、この現実を一人でも多くの方に知って頂くことだと思いました!
他人ごとではありません・・