Salon おかえり | 日記 | サロンは、奇跡を起こせる場所です。。

いつでも、気の合う仲間が帰って来る空間・・それが「Salon おかえり」です♪

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Salon おかえり の日記

サロンは、奇跡を起こせる場所です。。

2021.11.10

これまでも、本当に不思議なことがいっぱい起こる「Salonおかえり」でしたが、
今月の「元気会」は、奇跡以外の何物でもない会の開催でした・・・

毎月ご夫妻で参加して下さっていた「元気会」。
81歳のご主人と76歳の奥さんのHご夫妻です。

コロナでしばらく会えなくなって、やっと短時間でも再会と思った矢先に
奥さんに腹水が5.5ℓも溜まって、緊急入院されたと連絡を頂きました。
いつもお元気で、毎回瓶ビールを2本美味しそうに飲みながら
明るく楽しいお喋りされる方でしたので、同席のメンバーさんにも大人気の方でした。

そんなHさんが、末期の卵巣癌とわかり、
抗がん剤治療を受けられたのですが、思いの他副作用が強く
1回の投与で、全身の状態が非常に悪くなり、治療は中止。
その後も、どんどん悪化の一途で、ついにはICUに2度も・・・
心臓にかなりのダメージがあり、肺も、普通の酸素マスクでは対応できず
エクモの次くらいの機械装置が必須となられました。

実は、Hさんご夫妻には子供さんがいらっしゃらなくて、
ご主人にも持病があり、病院の付き添いも大変な状況でした。
それで、私がお手伝いさせていただくことになり、
他人の身で出すぎたことまで・・・と思いましたが可能なことは全て、
病院の先生や職員の方の対応にも、家族同然に参加させて頂きました。

ICUから出られるようになった頃、担当の医師から

「ここまでよく頑張られましたね。もう、危篤の状況ではなくなりました。
ですが、正直今後ご自宅にお帰りになれる可能性は100%ありません。
緩和へ転院できることが、ゴールです。そう思ってください。」

「緩和病棟に行くには、まずこの酸素を外して呼吸できるようにならないと
無理です。
この高度な酸素の器械を操作できる看護師も医師も緩和にはおりませんので」

そう説明されたのが、8月終わりでした。

それでも、着替えを届けに行くと
看護師さんの配慮で距離を置いた場所からではありましたが、手話で少しの
会話ができました!!
「がんばって!」 「うん、がんばる!」

そんな小さな繰り返しが、いつか奇跡の種を運んで
数日後には、酸素マスクが取れました・・


そして・・・突然に緩和病棟へと移動できる日を迎えたのです!!

9月の始め、無事に緩和で移動されてからは、
24時間いつでもお見舞にいけるので、食べたいと言われるもの
いっぱいいっぱいお届けして、楽しい時間を毎日ご一緒しました。

本当に食欲は、生きる意欲ですね。
みるみるお元気になられ、病棟の皆さんが驚かれるほどでした。

9月の終わりごろには、
「こんなにお元気なのに、こんなところにいらっしゃるのは勿体ない」
「ご自宅にお帰りになりますか?」

そんな嬉しいお話も緩和の先生から出たのでした!!!!!

そして、10月9日。
車椅子ではありましたが、退院を果たされました・・・すごいΣ(゜Д゜)

ご自宅に帰られてからも、
「来月には、サロンに帰る」と強い意志でリハビリも頑張られて

11月9日。
「元気会」には、なんと!自分の足で歩いて参加されました!!!

皆さんとノンアルコールビールで、乾杯。
食事もしっかり召し上がり、応援のお手紙を書いたMちゃんとの
お約束の「大阪ラブソディ」も元気にカラオケで歌って下さったのでした。

「Salonがあって、本当に良かった!」
「おかえりの仲間が居て下さって本当に良かった!」
「ありがとう!!!!」

Hさんの言葉に、歌に、涙してたMちゃん、Eちゃん。。

サロンは、仲間との絆で結ばれた場所です。
サロンは、奇跡を起こせる場所です。。。

元気会の皆さん♪ 
本当に素晴らしい奇跡を共に見せて頂き有難うございました。

来月は、クリスマス会にしましょう!と約束してお送りしました。
まだまだ。奇跡は続くよどこまでも・・・

今こうしていることが、皆さんにご報告できることが最高に嬉しいマスターでした。


























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